四国理学療法士学会に参加しました

2023年11月25日~26日にかけて高知県で開催された「第51回四国理学療法士学会」に参加しました。
当院から参加した理学療法士は計8名で、うち2名が演題発表と演題座長を務めました。

特別・教育講演はいずれも最新知見が豊富で大変参考になりました。

中でも大畑光司先生による「歩行再建と生活再建」では、
「歩行は移動の一項目と捉えず、ADL・IADLの自立度とQOLとの因果関係を意識する。
FIMの数値で満足するのではなく、歩行スピードと耐久性に着目すること。
歩容の修正には、正しいアライメントの学習に多くの活動量が必要であること」などが語られ、
興味深かったです。

また「オルソボット」という長下肢装具型アシストロボの開発・運用も紹介され、
その効果と利便性の高さに驚きました。

発表された演題は、どれも統計解析を軸に論理と考察が練られていました。
これを機会に、日頃の臨床から得た疑問を研究に落とし込むことと、知識と技術の研鑽に
努めていきたいです。

おまけ

会場近くから見えた高知城🏯と、お土産に買った生かつお🐟です。