役割は?
「回復期リハビリテーション」という医療は、救急病院などの急性期病院で治療を受けたあとに、なるべく早くリハビリ専門の医療施設で集中的に充分なリハビリをおこなうというものです。
回復期リハビリでは、患者様ごとのリハビリ計画を、医師、看護師、リハビリスタッフ、医療相談員などが共同でつくり、1日最大3時間、90〜180日間のリハビリをおこないます。これにより、立ち上がる、歩く、座る、食べる、トイレに行くなどの日常生活の動作を回復させ、寝たきりをなくし、早く家庭や社会に復帰していただくことができるようになります。回復期リハビリを受けられる条件としては、リハビリができる安定した状態であること、脳卒中を起こしてから2ヶ月以内であることなどがあります。
また、大腿(だいたい)骨の骨折などの整形外科の手術後も回復期リハビリが受けられます。

入院対象者は?
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脳血管疾患や脊髄損傷等(頭部外傷も含む)の発症(受傷)から2ヶ月以内の患者さん |
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大腿骨頸部、下肢、骨盤等の骨折受傷から2ヶ月以内の患者さん |
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外科手術、肺炎等の治療時の安静により生じた廃用症候群を有しており、 |
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上記に準ずる状態(病棟専従のリハ科医師が医学的に判断し、準ずると判断した患者さん) |
入院期間は?
疾患により、入院後60日〜180日以内と定められています。
在院日数は約110日、在宅復帰率は70%〜80%です。
回復期リハビリテーション病棟受け入れ基準
| 疾患 | 発症から入院 | 入院期間 |
|---|---|---|
| 脳卒中、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷の発症もしくは手術後、義肢装着訓練 | 2ヶ月以内 | 150日 |
| 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷・頭部外傷を含む多発部位外傷 | 2ヶ月以内 | 180日 |
| 多肢の骨折、大腿骨・骨盤・脊椎・股関節・膝関節の骨折もしくは手術後 | 2ヶ月以内 | 90日 |
| 外科手術または肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後 | 2ヶ月以内 | 90日 |
| 大腿骨・骨盤・脊椎・股関節・膝関節の神経筋・靭帯損傷後 | 1ヵ月以内 | 60日 |
| 股関節または膝関節の置換術後の状態 | 1ヶ月以内 | 90日 |
